問20
振動源Sからの地点Aまでの距離を\(r_{1}\)(m),振動源Sから地点Bまでの距離を\(r_{2}\)(m),\(r_{2}/r_{1}\)=3とする。地点Bの振動は幾何減衰によって地点Aよりも減衰するが,実体波(幾何減衰係数1)の幾何減衰量とレイリー波(幾何減衰係数0.5)の幾何減衰量は約何dB異なるか。

| (1) 0 | (2) 3 | (3) 5 | (4) 10 | (5) 15 |
解答
(3)
解説
本問題は下記の距離減衰の公式を用いて求めます。
\(ΔL=20nlog(r/r_{0})+8.7λ(r-r_{0})\)ここで,ΔLはある地点rと基準点\(r_{0}\)での振動レベルの差,nは幾何減衰係数,λは内部減衰係数です。
問題文を読むと,実体波とレイリー波の幾何減衰の差を求められているため,内部減衰を無視して計算します。
今回,幾何減衰係数nについて,実体波n=1,レイリー波n=0.5と与えられており,距離比も3と分かっているため,公式にそのまま代入します。
実体波 :\(ΔL=20・1・log3=9.4dB\)
レイリー波:\(ΔL=20・0.5・log3=4.7dB\)
よって上記となることが分かり,上記の差は約5dBあると求まりました。
ちなみに今回は幾何減衰係数nが与えられていたため計算しやすかったと思いますが,過去問では係数nの値は与えられていないことが多いため,暗記しておいた方が良いです。

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